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Q5.ホルモン補充療法には発癌性があるのですか?

A.卵胞ホルモン剤を単独で使用すると子宮内膜がんの発症率が2倍程度に上がると報告されています。しかし、黄体ホルモン剤を併用すると非投与に比較して1/3以下になることが報告されています。
 乳がんに関しては、増えるという報告や減るという報告がありますが、全体的には結論が出されているわけではありません。卵胞ホルモン剤の単独使用で相対危険率が約1.4倍に、また、黄体ホルモン剤を併用しても抑制効果は認められないと言われています。5〜10年の併用により1割程度上昇するとの報告が多いようです。
 しかしながら、乳がんの切除後の生存率はむしろ高いことが報告されています。これは、乳房検診を実施することが望ましいとされており、その結果、早期発見、早期治療が可能となったことに起因すると考えられています。また、ホルモン補充療法を実施した際にできる癌は、転移しにくいとも言われています。